留学方法の検討【留学準備 STEP 1】
高校の英語教師が海外留学する方法は、以下の2つになります。
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現役のまま休職して留学する
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退職して留学する
私が勤務している自治体の規定によると、「1. 現役のまま休職して留学する」方法は、大きく分けて以下の3つになります。
上記3点のどれを使うにしても、以下の要件すべてを満たすことが必要となります。
- その自治体の教員等として、5年以上の経歴を有すること。
- 留学後は引き続き5年以上勤務すること。
- 原則として、一年以内の留学であること。
- 勤務成績が優秀であること。
- 留学先で行う研究が、教員等の現在の職務と密接な関係を有し、国内でそれを行うことが困難であるなどの必要性が認められること。
私にとってネックになった要件は2と3でした。その理由は、
- 1年の留学後にもっと勉強したいと考えるようになるかもしれない
- 留学後に教師以外の道に進みたくなるかもしれない
- 1年の留学で修士を取ろうとすると、留学先が限られてしまう
といったものがあり、またそれ以外にも、
- 職場への負担が大きい (代替講師を探したり、仕事の引き継ぎをしたりすること)
- 留学時期の制限がある (欧米の多くの大学が9月始まりであること)
- フルブライトを利用する場合、留学に行けるかどうかが、その合否に左右されてしまう
などのデメリットがあります。
一方メリットとして挙げられるのは、
- 帰国後に安定した収入が得られることが確定している
- 留学で習得したことを活用できる場が保証されている
といったところでしょうか。
今の英語教師の求人や採用率は低くないため、留学後に教師を続けたいと思った場合は、改めて採用試験を受けることで、また教師になれる確率は高いと考えました。
両者を比較した結果、「1. 現役のまま休職して留学する」方法は、私にとってはデメリットが多いように感じられました。
そのため、「2. 退職して留学する」の道を探すことに決めました。